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【イベント】~わたしのウェルビーイングを見つける~大洗うみまち歩き

茨城県は大洗町。

ご存知の方も多いと思うが、何を思い浮かべるだろうか。

海水浴、あんこう鍋、ガルパン…。

北海道に行くときにここから船で旅に出たことのある方もいるかもしれない。



そんな様々な訪れるきっかけを秘めた大洗町にて2023年10月29日(日)、「大洗クエスト」様と一緒にまちあるきイベントを開催した。

その名も「わたしのウェルビーイングを見つける『大洗うみまち歩き』」である。


うみまち…は大洗が海水浴や海鮮で有名な海沿いのまちであるからなんとなくわかるが、ウェルビーイングとはなんぞや!と思われるだろう。

説明しよう。


Well-beingとは、Well(良い)でBeing(状態)であることなのだ!

…つまり、心身共に満たされて良い状態であるということを意味する造語である。

以上の定義をふまえ、あなたの日常にウェルビーイングだと感じる瞬間は何があるだろうか。

スポーツをしている時、おいしいものを食べている時、新しい仕事のアイデアが浮かんだ時、家族と一緒に過ごす時間…。

人それぞれ色々なことが浮かぶだろう。

ちなみに私は、休日のサウナが最高のウェルビーイング時間だ。

発汗によって身体に良い影響を及ぼすのみならず、「ととのう」ことにより心もリラックスできる。


…まさにウェルビーイングじゃん!


そして今回コラボさせていただいた「大洗クエスト」様のメンバーは意外にも全員が町外在住であり、大洗町が好きという理由で町で活動する「関係人口」で構成されているという。

そしてあるっこメンバーももちろん全員が町外在住ということで、今回は町外在住だからこそ気付ける視点も大切にしながら大洗町の「ウェルビーイング」を見つける、あるいは参加者自身の「ウェルビーイング」について考えるユニークなまちあるきイベントを実施した。

以下、イベント当日の様子である。


ここは大洗町が誇るにぎやかスポット「シーサイドステーション」だ。



かつてあったアウトレットモールの建物を利用し、町内外含めお店がいくつか入居している。

その中に「ARISE CO-WORKING」というワーキングスペースがあり、ここをスタート・ゴール、そしてワークショップ会場とした。

上記のようなウェルビーイングについての説明を受けたのち、3コースに分かれておさんぽに出発。

3つのコースはそれぞれテーマがある。

1つ目は「自分のアートと向き合う『フォトジェニックコース』」であり、大洗マリンタワーから曲松商店街を通り、磯前神社へと向かう。

お次は「自然との一体感を味わう『マインドフルネスコース』」であり、自転車を用いて曲松商店街から磯前神社、県立大洗公園と遠くまで足を伸ばす。途中でヨガ講師によるマインドフルネス講座も実施。

最後に「人情から歴史に触れる『商店街散策コース』」であり、ポケットパークや髭釜商店街から梅カフェに行き、古墳へ。

この中で私は、「自分のアートと向き合う『フォトジェニックコース』」にご一緒させていただいた。

このコースはなんといっても食べ歩きが楽しかった。五感のうちの「味覚」でウェルビーイングを感じることができたかと思う。

大洗が誇る日本酒メーカー「月の井酒造」では酒粕アイスを食べ、たまたま通りがかった海産物屋さんでするめを買って食べ歩きしたり、素敵な店主の酒屋さんでビールを買ったり...など。



そして曲松商店街で外せないのが「味の店たかはし」の団子である。



とにかくふわふわで、価格も1本70円と手頃だ。

アートやら、フォトジェニックやら言っても、結局は「花より団子」である笑

以下、各コースのまちあるき風景だ。

目で景色を見て、耳でまちの方との会話を楽しみ、舌で美味しいものを味わって…五感が研ぎ澄まされたさんぽ時間だった。





まちあるきを終えて「ARISE」に帰着したら、ワークショップのスタートだ。

ワークショップではまず、

①今回のまちあるきでのウェルビーイングな瞬間

②普段の日常でのウェルビーイングな瞬間

についてそれぞれ思い思いに共有を進めた。






①に関しては「古墳群で絶景をみたとき」「海でヨガをしたとき」「町の人と会話できたとき」などが挙がった。

②に関しては「お風呂に入っているとき」「おいしいものを食べたとき」「筋トレを終えたとき」などが挙がった。

これらを踏まえて、あなたにとっての「理想のウェルビーイングなまちとは?」というお題で文章を作った。

今朝この町にやって来た時にはウェルビーイングのいろはも、この町のこともあまり知らなかった参加者たちが、大洗とウェルビーイングと日常について考えを整理できたのではないか。

ぜひ、これからの日常の中でも、ウェルビーイングな瞬間を見つけてよりよい人生を送って欲しいと思う。

最後に、今回一緒にイベントを開催してくださった「大洗クエスト」様に改めて感謝申し上げたい。

さて、次回の散歩ではどんな出会いが待っているのだろう。



文章:あゆむ


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